1円の誤差も許されない税金システムで
WizLIFEユーザー最大人口規模の開発を
実現して手にした達成感と充実感。

Career3

2012年入社 人間社会学部卒
公共事業部 開発担当

業務プロフェッショナル(入社当初)→アプリケーションプロフェッショナル(将来)

私のキャリアステップ

1年目
『WizLIFE』の運用保守を担当
2年目
税務情報システム再構築事業プロジェクトに参画。データ移行作業をメインで担当
4年目
福祉系システム『R-STAGE』の番号制度導入プロジェクトに参画
5年目
介護・後期・総合事業の導入プロジェクトに参画。要件定義から設計、テスト、導入までの一連作業を担当

入社動機

面接で、私らしさが自然に発揮できたから

パソコンも得意ではなかったので、ITは遠くに存在する分野でした。
そんな私がJIPと出会えたのは、JIPが大学主催の学内説明会に参加していたからです。視野を広げるために足を運んでみると、女性が会社のプレゼンを実施。ITは男性のイメージが強かったため、「女性がプレゼンを担当しているのか。」と思ったのが第一印象でした。そのプレゼンの中で、SEはプログラミングだけでなくお客様とやり取りをするコミュニケーション能力も大事であるという話を聞き、興味を持ちました。
そんな私が入社を決めた理由は、面接で自分の意見をはっきり主張できたからです。他社の面接では就職マニュアルで紹介されている常套句しか話せませんでしたが、JIPの面接で私らしさが自然に発揮できたのは、会社の雰囲気が自分に合っている証拠で、きっと働きやすいと思いました。

CAREER

開発プロジェクトに初めて参加することが決定

これまでに携わった業務の中で、いちばんの成長を感じたのは、2~3年目にかけて取り組んだ、税務情報システムの再構築プロジェクトに参加したときです。このプロジェクトは、ある自治体のお客様が使われていた他社製システムを、JIPの『WizLIFE』に取り替えるというものです。入社して1年間は、お客様対応や電話対応といったサポート業務しか担当していなかったので、開発プロジェクトに初めて参加できることになり、大きな喜びを感じました。

完璧なデータ移行を実現し、SEとしての自信と成長を実感

メインで担当することになったのは、システム間のデータ移行です。この役割を達成するためには、現行システムと『WizLIFE』で、データをどのように扱っているのか理解することが必要でした。例えば、同じ電話番号でも、半角と全角、ハイフンの有無など、システムによって利用できるデータは異なるからです。そこで、処理するデータを一つひとつ確認し、わからないところがあるとチームリーダーに相談して理解を深めました。 大変だった点は、税金を扱うシステムのため、1円の誤差も許されないということです。そのため慎重に分析と開発を進めていきました。そして1円の誤差もなく、数値がぴったり一致したときは、達成感と充実感を味わうことができました。こうして3年目の11月に移行が完了。本番稼働がうまくいったときは、システム開発技術者として一つのプロジェクトをやり遂げた自信と、成長できた手応えを感じることができました。

公共システムに携わるSEとして、大きくステップアップ

その後も『WizLIFE』を活用した開発に取り組みましたが、4年目は福祉系、5年目は介護系と、毎回異なるシステムを担当。どのシステムも住民データを利用していることは理解していましたが、システムが直接扱う項目にしか目が向かず、まさに「木を見て森を見ず」状態で、データ自体がどのように連携しているのか、まったく理解できていませんでした。 それが、介護系のシステム開発を進めるうちにデータ連携への理解が深まり、住民データという「森」が認識できるまで視野が広がりました。これにより、今後新しいシステムを開発するときには、住民データのどこをどのように利用すればいいのか、瞬時に判断できる自信が湧いてきました。公共システムに携わるSEとして、これは大きなステップアップになったと感じています。

FUTURE

開発の上流工程で実力を
発揮するプロフェッショナルに

JIPには、個人のスペシャリティを高めるために、『13のプロフェッショナル』という指標があります。入社当初、私はお客様の業務に精通した業務プロフェッショナルを目指していました。
その後、いくつかの『WizLIFE』プロジェクトを経験したことで、現在はアプリケーションプロフェッショナルとしてステップアップを図っていきたいと考えています。
中でも取り組みたいと考えているのは、プログラミングなど開発の下流工程ではなく、コミュニケーション能力を活かしてお客様のニーズを引き出し、要件定義や仕様を検討する上流工程です。お客様のニーズを引き出すためには、業務知識だけではなく、システム全体の知識も必要となるため、アプリケーションプロフェッショナルの上位レベルを目指し、いずれはプロジェクトリーダーも担当したいと思っています。

MESSAGE

◎就職活動は、内定の早さを競うものではありません。「どのような人と関わりたいか」「どのような仕事をしたいか」など、自身の軸を早めに見つけられると、納得のいく就職活動ができると思います。また、不明点があれば一人で悩むのではなく、早めに相談して解決できる環境づくりにも努めてください。

◎JIPの魅力として感じているのは、年次に関係なく、様々な業務を任されること。そしてもう一つが、ワークライフバランスの充実を図れることです。長く働き続けたい私にとって、仕事と育児の両立を図っている先輩はとても頼もしい存在です。また、時間を効率よく有効活用し、仕事とプライベートの充実を実現している先輩の働き方は、大切なお手本として参考にしています。