SEとして得た知識とスキルを活かして
開発を効率化する、
新たな営業スタイルを確立。

Career5

2009年入社 工学部情報工学科卒
産業事業部 営業担当

営業プロフェッショナル

私のキャリアステップ

1年目
産業事業部配属となり、SEとして名古屋支店に勤務。11月からプロジェクトに参画
2年目
初の担当を持ち、お客様対応から設計、保守まで担当
5年目
『Web出願システム』を開発する新規プロジェクトに参画
6年目
東京へ異動。教務システムの運用・保守を担当
8年目
4月に営業へ異動

入社動機

事業領域が幅広いので、
自分に合った道が見つけられる

中学へ進学するときに、ITで世の中が動いていることを知り、将来はIT業界で働きたいと思いました。そこで、高校、大学と情報系へ進学。大学の研究室では、サークルで取り組んでいた手話とITの融合をテーマに研究を行い、『Wikipediaの手話版』のようなWebサイトを構築して論文を発表しました。
就職先としてJIPに注目したのは、事業領域の幅広さです。一般法人向けはもちろん、金融、公共、文教と、様々な分野を手掛けていたので、何でもできそうなところに魅力を感じました。特に学生時代は「これをやりたい!」という明確な目標が決まっていなかったので、いろいろな可能性が持てるJIPに入り、与えられた仕事をやり遂げる中で、自分に合った道を見つけ出そうと思いました。

CAREER

業界をリードする大学入試システムの構築を担当

産業事業部配属となり、最初の5年間はSEとして、名古屋支店に勤務しました。担当したのは、大学の入試システム。JIPはこの業務で40年以上の歴史を持つ、業界のリーダーです。配属からしばらくして、開発プロジェクトに参加。開発に取り組むことで、技術と業務の知識が習得できました。
2年目からは、メイン担当としてお客様を任されました。直接お客様を訪問してニーズをヒアリングし、要件定義から設計、開発、運用、保守まで行うという、“SE兼ちょっと営業”という業務を担当していました。

“正解がない営業”に感じる大変さと面白さ

8年目の4月、『Web出願システム』を担当する営業担当へ異動になったことで、業務のウエイトが大きく変化しました。JIPの文教担当営業は、1年を大きく2つに分けて活動します。4~10月は既存・新規のお客様に対する新たな案件の掘り起こしに取り組み、11~3月はその刈り取りと次年度に向けた種まきを行います。具体的には、毎年5月に開催される「教育ITソリューションEXPO」という文教関係の展示会に出展し、JIPのITソリューションを紹介。6月以降は、ここでJIPに興味を持った大学、専門学校、高校、中学や資格試験団体を訪問し、より詳しいソリューション説明などを展開しています。
営業になって意識したのは、上司から言われた「営業に正解はない」という言葉です。SEの仕事は、プログラミングした内容が、そのまま成果に現れます。ところが営業は、相手、製品、やり方、タイミングなどで、結果は全く変わります。ここに、大変さと面白みを感じています。

開発した製品の営業を担当する、やりがいと強み

営業として今、やりがいを感じるのは、『Web出願システム』に携われていることです。実は、JIPが初めてWeb出願システムを開発したのが、2013年。このプロジェクトに私はSEとして参加し、第1号システムの設計・開発・運用・保守を担当したのです。
その後、私は別のプロジェクトを担当することになり、1年半は直接『Web出願システム』と関わることはありませんでした。この間にシステムは大きく進化し、機能も大幅に向上していましたが、基本は同じ。業務にもシステムにも精通していることで、お客様の課題やニーズが正確に把握でき、より深い部分まで考慮した会話や提案ができることで、お客様に親近感や安心感を持ってもらえることが、私の強みになっています。

FUTURE

開発の技術を持つ、最強の営業に

営業としてのキャリアは、まだスタートしたばかり。今後、より多くのことを経験して、様々な知識とスキルを身に付けたいと考えています。
また、営業になって実感したのが、ネームバリューの大切さです。文教関連の人たちが社名を聞いたら、「ああ、あの会社ね」とイメージしてもらえる会社を目指し、営業プロフェッショナルとしてより一層の普及に努めます。
もう一つ目指しているのは、“開発の技術を持った最強の営業”になることです。開発を担当してきた知識とスキルを活かし、お客様の要望をヒアリングしたら、その内容分析を行い、設計の基本となる仕様書を作成するなど、SEの負担を軽減して開発の効率化に貢献。開発を知っている私ならではの、新しい営業スタイルの確立を目指します。

MESSAGE

◎仕事のスキルは、入社後にいくらでも学べます。ですから今は、学生時代にしかできないことをたくさん経験し、悔いのない学生生活、就職活動期間を過ごしてください。

◎JIPの特長として感じているのは、何よりもお客様を第一に考えることです。お客様と真正面から向き合い、常に寄り添っている姿勢は、社会に誇れるものだと自信を持っています。