導入事例 AlpacaJapan様

証券
OmegaFS/ES
OmegaFS/NET2
OmegaFS/証券APIサービス

「OmegaFS/ES」、「OmegaFS/NET2」、「OmegaFS/証券APIサービス」
導入事例のご紹介

AlpacaJapan株式会社様(以下、AlpacaJapan様)は、金融市場×AIに取り組むFintechスタートアップ企業です。グローバルな金融商品特化型AIによる市場予測モデルや金融時系列ビッグデータ解析技術に強みを持ち、国内外の金融機関を中心とした、プロフェッショナル(ヒト)とデータ・サイエンスのコラボレーション・プラットフォームを共創すべく、様々な金融商品において、アルゴリズム、類似検索、異常検知、予測等のソリューションサービスを提供されています。
この度、2021年8月1日より、弊社証券総合システム「OmegaFS/ES」、インターネット/モバイル取引システム「OmegaFS/NET2」および「OmegaFS/証券APIサービス」を活用した「アルパカ証券」サービスを一般公開されました。今回は、代表取締役CEO四元様と取締役COO大曽根様に、導入の経緯や所感、導入後の効果等についてお伺いしました。

Q1 サービスの導入に至った背景、経緯についてお聞かせください。

弊社は、従来より、個人の資産運用においてリスク資産の割合が低いことに問題意識がありました。その運用方法を変えていくには顧客サポートのある対面型サービスが重要であると考えていました。また、個人のお金に関するニーズは多岐にわたっており、今後は、総合的に金融サービスを行えるIFAという業態が必要不可欠であり、大いに成長が期待される業態と考えていました。
弊社は、このIFAの営業活動を支えることに特化し、IFAと協業し顧客サービスを行う証券会社を立ち上げることに社会的意義があり、そして、時代の要請でもあるインターネットを通じたサービスとすることで、弊社の強みであるITおよび従来から積み上げてきたAI技術を活かし行うことは、お客様およびIFAの利便性に有効であると考えサービス導入に至りました。

Q2 サービス立ち上げの際に、特に注力した点などございましたらお聞かせください。

まず、お客様へのサービス提供を安全かつ継続的に提供することが重要だと考え、弊社のシステム開発においてシステムテストに注力しました。また、月次で行っている機能の追加・変更においても同様に導入前のテストに重きを置いて安全性を担保することを意識しています。
また、証券投資について敷居が高いイメージもありました。弊社は、そのようなイメージを払拭するため、お客様に対してシンプルで分かりやすい、かつカジュアルなユーザインターフェースを打ち出していきたいと考えていました。
最後に、協業していくIFAの方々の営業活動を支援するにあたっての有効な機能の提供を心掛け、お客様の口座開設から取引の状況を簡単にわかる仕組みや営業日誌の自動化などを開発し、今後さらに機能の充実を図っていきます。

Q3 他社からの提案もあったかと存じますが、その中でJIPを選定した理由をお聞かせください。

まず、お客様の大切な資産を預かる証券会社を営むにあたっては、取引の執行・決済・法定帳簿等の作成など基本的かつ重要な作業を行うための機能を有していることが、システム選定においての大前提となります。
また、将来的に変更することが想定される業務に対応可能か否かのシステム機能の拡張性を考えました。その上で、選定に至るまでの弊社のシステムの機能についての質問・疑問への対応や、スタートアップとして費用の制限がある弊社の事情に柔軟に対応していただけることなどが選定の基準でありました。JIPは、これらを全て満たしているのみならず、弊社の意図を汲んで真摯に対応していただいたことを評価しました。また、選定後において、弊社のニーズに柔軟に対応していただいたことには感謝しています。

Q4 今後、JIPやJIPのサービスに期待することがあればお聞かせください。

業務運営を開始したばかりで短期間ではありますが、現状のシステム運用の安定性については、引き続き継続していただきたいと思っています。また、運用開始後、発生している質問等について、スピード感をもって対応していただきたいと考えています。最後に、益々重要となる証券投資を活性化するため、弊社とともに証券業界を盛り上げて行きたいと思っています。

Q5 最後に、AlpacaJapan様の今後のサービスの展開についてお聞かせください。

弊社は、IFA2社様と8月に一般顧客向けのサービスを開始しました。新規IFA様をオンボードするパイプラインもあり、更なる顧客数の増加を見込んでいます。それに応じて、お客様およびIFA様に対する機能を充実させて行きたいと考えています。また、JIPの協力も得て、商品の拡張も考えております。

関連リンク

PICK UPピックアップ