導入事例 エイチ・エス証券様

証券
OmegaFS/証券API

「OmegaFS/証券API」導入事例のご紹介

エイチ・エス証券株式会社様(以下、エイチ・エス証券様)は、2016年10月に、「OmegaFS」の新APIを活用し、独自の戦略に基づいた機能を備えたリッチクライアント版のインターネットトレード取引サービスを導入され、サービスを提供されています。

今回の導入の中心となられた、岡和田様(業務部執行役員)、十文字様(業務部部長)と三根様(オンライントレード課課長)に、「OmegaFS」の新API活用の成果と、インターネットトレード取引サービスの戦略等についてお伺いしました。

Q1 今回のインターネットトレード取引サービス大幅刷新の背景をお聞かせください。

当社の顧客層は、中長期投資のお客様が比較的多く、新たな顧客層を獲得するため、デイトレーダー向けの取引ツール「HS Trader Premium Ⅱ」を導入しました。

また、当社がJIPのシステムを利用して6年が経過します。その間、お客様より頂戴したご意見を参考に画面刷新を行いました。画面構成を大幅に変更してしまうと、既存の利用ユーザー様に混乱を招いてしまうため、表示内容や導線に注意した変更を行い、「マニュアルなしでも注文できる」画面変更を心がけました。(三根課長)

Q2 実際に、投資家様の反応はいかがでしょうか。

操作感の向上や注文種類の増加、注文期限延長について、お客様より評価をいただいています。 また、今回の「OmegaFS/NET」の画面刷新後、注文方法等の問い合わせが少ないことからも、画面刷新について、一定の評価をいただいていると考えています。

さらに、当社が力を入れているスマートフォンアプリ「スマ株」については、今まで先物取引の機能がありませんでしたが、今回のサービス刷新から先物取引の機能を追加し、スマ株ユーザーを中心に利用者が増加しています。(三根課長)

Q3 「OmegaFS」の新APIを活用することで、どのようなメリットをお感じになられましたか。

今までの画面APIでは、画面表示や発注機能を利用する際に制約事項が多く、利用できるサービスが限定されていました。今回の「OmegaFS/新API」に移行したことで、「OmegaFS」内にある投資家様情報を参照しながら、外部のインターネットサービスと連携し多彩な情報表示や発注機能を強化した高機能ツールを開発し、投資家様に提供できるようになりました。新APIを活用することで、幅広い顧客層にサービスの展開が可能であると感じました。 (岡和田執行役員、十文字部長)

Q4 インターネットトレード取引サービスの今後の戦略をお聞かせください。

「外国債券のエイチ・エス証券」というイメージが強い当社ですが、外国債券だけではなく、株式や投資信託など、多方面での商品展開を行い、お客様の資産形成のお手伝いができればと思います。

また、FinTechという言葉に代表されるように、「証券会社が金融商品を販売する」だけでは、時代の流れに乗り遅れると考えています。今後は、革新的な技術やアイディアをもったサービスが数多く登場してくると思いますが、このようなサービスを素早く確実に導入し、お客様の資産運用の中心でいられる証券会社を目指したいと思います。 (三根課長)

Q5 今後、JIPやJIPのサービスに期待することがあればお聞かせください。

今後もインターネットの利用は、拡大し続けると考えています。インターネットは、いかに早く、より良いサービスを提供できるかが鍵となります。当社の戦略とJIPのシステム化計画を共有し、投資家様のニーズに早く展開できるような品質の高いサービス・システムが提供できる体制を構築していただくことを期待します。 (岡和田執行役員)

関連リンク

PICK UPピックアップ