「OmegaFSシリーズ」 連携事例のご紹介
株式会社証券ジャパン様(以下、証券ジャパン様)は、株式会社日本資産運用基盤グループ(以下、JAMP社)および株式会社QUICK(以下、QUICK社)と連携し、2023年2月より投資一任運用サービス(ゴールベースアプローチ(GBA)型ラップサービス「ユメミライテラス」)の提供を開始されました。
今回は、従来より弊社OmegaFSシリーズをご利用いただいている証券ジャパン 副社長執行役員 中前様に、サービス提供の背景やお客様のご反応、また、弊社が果たした役割へのご感想等についてお伺いしました。
「ゴールベースアプローチ型ラップサービス」の概要
資産運用アドバイザー(IFA、金融商品取引業者)が証券ジャパン様と投資一任契約締結の媒介契約を結び、お客さまのライフプランにもとづき長期的な資産形成のためのコンサルティングとアドバイスを行うため、投資一任契約締結の媒介を行うサービスです。
証券ジャパン 副社長執行役員 中前様インタビュー
Q1 今回、サービスのご提供に至った背景や経緯についてお聞かせください。
「顧客本位の業務運営」が問われる中で、お客さまや提携する金融事業者の皆さまにとって、当社を通じてお取引をしていただく理由を模索した結果、『資産形成の普及・拡大の担い手として付加価値の高いサービスを提供する』という方針のもと、今回のGBA型ラップサービス「ユメミライテラス」の導入に至りました。
Q2 投資家様のご反応はいかがでしょうか?
ゴールベースアプローチという資産運用手法は、まだ日本では充分に浸透していない考え方ですので、まずお客さまにその考え方からご理解いただくというところがスタート地点になりますが、実際にご契約をいただいたお客さまからはご満足いただいています。
Q3 JAMP社およびQUICK社のサービスと、貴社にご利用いただいていた弊社OmegaFSシリーズとの間での連携はいかがでしたでしょうか?
システム面や弊社のサポート体制について忌憚のないご意見をお聞かせください。
データテーブルの種類・汎用性等に不足なく、サービス準備段階からサービスリリース以降今日まで正常な業務運営が可能になっているとともに、サービスリリース以降も続く担当者のサポートが、当社のサービス思想や顧客利便性の実現に寄与していると感じています。運用されているデータの複合的活用によって、今後は営業・業務系問わず、尚一層ユーザーライクなインターフェース等の開発を期待しています。
Q4 今後、JIPやJIPのサービスに期待することがあればお聞かせください。
今回のGBA型ラップサービスのスキームでは、リバランスは保有する投資信託の中で行うため、リバランスによるNISA枠の消費が発生しません。このため、既存のファンドラップサービスと比較して、2024年から開始となる新NISA制度との相性が非常に良いと言えます。ぜひ、GBA型ラップサービスにおける新NISA利用の実現に向けて、ご協力を賜りたいと考えております。
Q5 最後に、証券ジャパン様の今後のサービスの展開や展望についてお聞かせください。
当社は、4月にスタートした第6次事業計画の基本方針で、「資産形成の普及・拡大の担い手として付加価値の高いサービスを提供する」ことを掲げました。「お客さまのゆたかな未来を共創する『リテール・プラットフォーム・カンパニー』」として、2028年3月末にはストック型預かり資産残高で1,500億円を目指します。
リテール・プラットフォームとして、GBA型ラップサービスに加えて、5月からは企業型確定拠出年金プランの取り扱いを始めました。来年1月に新NISA(少額投資非課税制度)がスタートします。一人でも多くのお客さまにこの制度を利用していただくことが、当社の社会的使命だと考えています。
「投資一任運用サービス」の導入における弊社OmegaFSシリーズとの連携イメージ
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日本電子計算株式会社 証券事業部 証券営業統括部
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