ニュース / ニュースリリース 「日藝生による江古田メタバース・イノベーション」、始動
アートとメタバース融合による「あたらしいまち」創成研究

~学生の目から見た“江古田のまちの魅力”をメタバースで表現~

ニュースリリース
2024年1月15日

2024年1月15日

日本大学芸術学部

日本電子計算株式会社

株式会社Urth

株式会社NRC一級建築事務所

株式会社クニエ

日本大学芸術学部(所在地:東京都練馬区、学部長:川上 央、以下:日藝)、日本電子計算株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:茅原 英徳、以下:日本電子計算)、株式会社Urth(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:田中 大貴、以下:Urth)、株式会社NRC一級建築事務所(本社:東京都墨田区、代表取締役:鶴田 一、以下:NRC)、および株式会社クニエ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口 重樹、以下クニエ)は共同で、日藝生による「江古田メタバース・イノベーションプロジェクト」を開始しました。

本プロジェクトでは日藝キャンパスの所在地である「江古田のまち」が持つ魅力を発信するべく、学生独自の視点でまちの魅力を発見・定義し、アート・デザインを用いてメタバース上に再現します。プロジェクトの全体企画・構想は学生が主体となり進め、参画企業は各社がこれまで培ってきたメタバースや建築に関する知見に基づき助言をすることで、学生を支援します。

2月より、特設サイト「はちゃメタ By ニチゲイ」上にて日藝生のアート・デザインのアプローチや、メタバース技術を活用してまちを構築する過程、メタバースの完成作品等を順次公開します。また、2024年3月下旬以降、「日本大学芸術学部 A&Dギャラリー」にて、スケッチや制作オブジェクト等を展示予定です。

【背景】

近年、観光や移住の促進等、地域活性化を目的としたさまざまな施策が行われています。このような中、空間の制約がなく、あらゆる表現を可能とする「メタバース」と、「アート」という親和性の高い2つを組み合わせ、その土地が持つ魅力を自由に表現することで、認知や観光を促進する取り組みに注目が集まっています。

日藝では「日藝ならではの産官学連携プロジェクト」を掲げ、実社会の課題に取り組む機会としてこれまでさまざまな地方自治体や民間企業などと連携しプロジェクトを進めてきました。そこで今回、日藝生の持つアート・デザインの感性と、メタバースや建築に関するさまざまな実績を持つ日本電子計算、Urth、NRC、クニエの知見を掛け合わせ、学生独自の観点で江古田のまちの魅力を発信する本プロジェクトを開始することとしました。

図 1:日本大学芸術学部江古田キャンパス(左)と日藝生ワークショップの模様(右)

図 2:日藝生によるデザイン・スケッチなど

【プロジェクトの概要】

本プロジェクトでは、日藝生がメタバースとアート/デザインを用いて「江古田の魅力」を表現します。まちの構築においては商店街など江古田のまちの人々に対するインタビューをはじめ、課題の設定や分析、魅力の再定義、デザイン、構築等、プロジェクト全体を日藝生主体で推進することで、日藝生独自の視点で見いだした「江古田の魅力」を表現します。

また、本プロジェクトでは完成作品のみならず、日藝生によるアート・デザイン思考/創造のアプローチや、ArtTech注1としてメタバース技術や3Dスキャナー技術を用いて町を作るプロセスを、日本電子計算の特設サイト「はちゃメタ By ニチゲイ」にて公開します。また、日本大学芸術学部 A&Dギャラリー上で、スケッチや制作オブジェクトも展示予定です。

■ プロジェクト名:「日藝生による江古田メタバース・イノベーション」
■ 対象エリア:東京都練馬区江古田(日本大学芸術学部江古田キャンパス周辺)
■ メタバースおよび活動内容公開:
2024年3月~9月
日本電子計算 特設サイト「はちゃメタ By ニチゲイ」
https://news.mynavi.jp/techplus/lp/2023/enterprise/nichigei_metaverse/
※上記URLは、2024年5月1日より以下に変更されます。
https://www.jip.co.jp/nichigei_metaverse/

■ 展示予定

2024年3月下旬以降 「日本大学芸術学部 A&Dギャラリー」
(場所:日本大学芸術学部江古田キャンパス):東京都練馬区旭丘2-42-1
※詳細な日程は特設サイト「はちゃメタ By ニチゲイ」に掲載予定です。

【役割】

日藝:ワークショップ開催、デザイン、アート(2D/3D)、アバター制作等
日本電子計算:企画立案、テクニカルデザイン、学生サポート
Urth:プラットフォーム提供
NRC:メタバースワールド制作
クニエ:プロジェクトマネジメント

【関連情報】

■ 日本大学芸術学部
「日藝」こと日本大学芸術学部は「8つのアート1つのハート」というキャッチフレーズを掲げ、芸術総合学部の特色を活かした独自の教育を実践しています。たとえばコースや専攻、学科の枠を超え、1つの作品を合同制作するコラボレーションや、8学科すべての学生が履修できる「芸術総合講座」などを実施しています。
https://www.art.nihon-u.ac.jp/

■ 日本電子計算株式会社
私たちはNTTデータグループのITサービス企業です。「お客様とともに、ITで新たな価値を創造する」というVisionの下、DXのコンセプトづくりからその実現まで一貫してサポートします。日本電子計算オリジナルメタバース「はちゃメタ」を通じて、より便利で暮らしやすく、人にやさしい社会の実現を目指し、お客様とともに新たな価値の創造に努めていきます。
https://www.jip.co.jp/

■ 株式会社Urth
メタバースサービスV-air注2を利用して空間を多様化させ、多様化する社会の基盤を作り、BlockChain、VRを中心としたIT技術を用いて、すべての個人が過ごしやすい空間を生み出します。
https://u-rth.com/

■ 株式会社NRC一級建築事務所
建築、デザインを通じて世界中のクライアント様から愛される身近な会社でありたいと考えています。 また、商業施設から住宅に至るまで、小さなプロジェクトから大きなプロジェクトまで、個人のクライアント様から、企業のクライアント様まで、クリエイティブで革新的な「モノづくり」が出来るパートナーシップを探しています。
https://www.nrcgroup.co.jp/

■ 株式会社クニエ
株式会社クニエはNTTデータグループのビジネスコンサルティング会社です。クニエ新規事業戦略担当では、企業のメタバース事業化の支援をはじめ、メタバースビジネスの実態や、成功に向けたノウハウをまとめた「メタバースビジネス調査レポート」注3を公開しています。
https://www.qunie.com

*本文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
注1 ArtとTechnologyを組み合わせた造語で、デジタル技術を活用したアート作品のことです
注2 V-air: https://u-rth.com/services/v-air/shop/
注3 クニエ ニュースリリース「メタバースビジネス調査レポートを公開」:https://www.qunie.com/release/20230523/

【本件に関するお問い合わせ先】

■ 報道関係に関するお問い合わせ先
日本電子計算株式会社
経営企画部広報担当
笠原
Tel:03-5210-0136
E-mail:koho@cm.jip.co.jp

株式会社クニエ 広報担当 甘田(かんだ)
Tel:03-3517-2292(代表)
E-mail:pr-info@qunie.com

■ 本取り組みに関するお問い合わせ先
日本電子計算株式会社
技術本部CCL部
戸田
Tel:090-4860-3921
E-mail:kuniaki_toda@cm.jip.co.jp

株式会社クニエ
新規事業戦略担当
福士
Tel:03-3517-2292(代表)
E-mail:fukushik@qunie.com

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