WordMiner ver.1.520へのアップデート
【対象バージョン】WordMiner Ver.1.500 ~ Ver.1.510
※Ver.1.1には、適用できません。
変更内容
1. Ver.1.510 からVer.1.520 への変更内容
これは今回新たにお知らせするアップデート情報です。
- 「変数の生成」や「多次元データ解析」の実行時、アンチウィルスソフトの干渉によるエラー(「~の生成に失敗しました」や「~の移動に失敗しました」等)が起きないよう修正しました。
- 「データの読み込み」画面
変数名にする行指定を、1行目固定指定から、任意の行を指定可能としました。 - 「コンコーダンス」「サンプルの一覧と検索」画面
同じ検索語が重複入力された場合、重複した分は検索対象から外すよう修正しました。(ただし「条件検索なし」の場合は、重複しても従来どおり全体を1語とみなします)
表示している変数の更新時にエラーが表示される場合がある不具合を修正しました。
検索条件に「順序AND検索」を追加しました。複数の検索語の並びを考慮したAND条件検索です。例えば、検索語に「A」「B」「C」なら、「~ A ~ B ~ C ~」のように「A」,「B」,「C」の順で出現するサンプルが表示されます。 - 「構成要素変数の編集」画面
実行時に表示される、変数の上書きを確認するダイアログで、出力する変数の変数管理番号が正しくない不具合を修正しました。 - 各画面のスプレッドシート部分
[CTRL]+マウスホイールにより、フォントサイズを拡大・縮小できるよう改善しました。 - 多次元データ解析パネルの「~のクロス表の出力」画面
左フレーム内の基礎情報に、解析対象の構成要素変数に関する情報を記載しました。 - 多次元データ解析パネルの「~の成分スコアの布置図」画面
以下の改善をしました。
[CTRL]+マウスホイールにより、拡大縮小。
マウスホイールにより、上下移動。
[SHIFT]+マウスホイールにより、左右移動。
※これより後の「2.」の変更は既にお知らせした、アップデート情報です。
まだ以下の対応を行っていない場合も、今回のバージョンVer.1.520 を適用することで、これらのアップデートもすべて同時に更新されます。
2. Ver.1.500 からVer.1.510 への変更内容
- プロジェクトパネルの「データビューア」画面
左フレームでのショートカットメニュー [すべてチェック]や[すべてチェッククリア]の操作を行っても、右フレーム(変数の内容を表示する領域)が正しく更新されない場合がある不具合を修正しました。 - 多次元データ解析パネルの「~クラスターの生成情報」画面 クラスター化過程を示す重要な指標である[結合水準値の総和]ほかを、画面の左フレーム内の説明に加えました。ここを見ることで、総変動(固有値の総和)、クラスター化に用いた成分数と結合水準値、その総和の関係などが分かるように記述しました。
- 付属のサンプル・データセット
テスト用サンプル・データセットのインストール先フォルダ「APPENDIX」内のファイル構成を変更しました。
なお、ここには、より実際データにちかいフォーマットのデータセット「~¥APPENDIX¥意識調査データセットの例(詳細版)¥意識調査データ_変数ラベル付.csv」があります。 ウェブ調査データをモデルにし、調査データの簡易コードブックなども同名の Excelファイルに用意してあります。 このデータセットは、数値データだけではなく、調査票の全質問項目・選択肢についてすべてテキスト型データを用いる例となっており、これを、入力・分析したい(社会)調査データの作成時のひな形として利用できます。
詳しくは「~¥APPENDIX¥はじめにお読みください(サンプル・データセットについて).txt」をご参照ください。